唐津暮らし〜ここちよい生活のはじまり

移住者の声voice

ストレスフリーな暮らしを家族みんなが実現する

横道亨(とおる)さん、優さん

家族4人で東京都墨田区に暮らしていた、横道さん一家。生まれも育ちも東京の亨さんは人材サービス会社でキャリアアドバイザー。佐賀県多久市出身の優さんは保育士をしていました。お子さんが待機児童になったことをきっかけに唐津へ。そこで待っていたのは、新鮮でのびやかな日々でした。のびのび暮らす横道さん一家に、移住までの準備と、唐津での子育て・仕事についてうかがいました。

Q. 移住のきっかけは何ですか?移住を検討し始めた時期は? 

優さん:子どもが入所できる保育園がなくて、待機児童になっちゃって。アパートに男の子二人と私一人でずっといるのはきつかったのと、私も働かないと立ち行かない状況でした。これを機会に「実家のある佐賀に戻りたい」って夫と話しました。私の気持ち1つで戻ってきた感じですね。

Q. 移住に関して大変だったことは?

優さん:うちの場合、住まいについては親戚の家に住むと決まっていましたし、保育園については「田舎なので、東京のような待機児童になることはないだろう」とそこまで心配はしていませんでした。


亨さん:仕事においては悩みましたね。当時は新規事業に配属されたばかりで、転職するか、現職で異動の相談をするかを検討していました。自分の仕事がどうなるかわからなかったため、奥さんと子どもは先に佐賀に移住することにして。数年で東京に戻ることや単身赴任という選択肢も考えつつ、会社に相談したら、福岡にある支社に異動できるようにしてくれました。

Q. 唐津暮らしはどうですか?

優さん:いま子どもたちが通っている保育園がすごい自然が豊かなところで、園庭に畑を作ってみんなで野菜を育てたり、子どもが「干潟に行きたい」と言ったら、次の日に有明海に連れて行ったりしてくれるんですよ。
私は東京で保育士をしてたので、子どもたちをフロアでしか見たことがないんですよね。園庭がある保育園がまずなかったし、都会は都会ですごく頑張ってその土地に応じた保育をしてたんですけど、やっぱりこの環境には敵わないなって感じます。
子どもたちはのびのびしていて、野生化してきてるなって思います(笑)。以前は「こわい」と言っていたカエルも平気でつかまえるようになりました。

自宅の庭にて(写真提供:横道さん)

Q. 休日はどのように過ごされていますか? 

亨さん:子どもたちを連れて、河畔公園や玄海エネルギーパークに行きます。東京にいるときは公園や商業施設に行っても、人が多いので、周りを気にして子どもに注意しないといけないことがありました。でも今は人の密度や敷地を考えると、東京にいる時ほど気にしなくていい。自分にも子供にもストレスがかからなくなったなと思います。

優さん:東京にいた時は無趣味だったんですが、唐津に住むようになってからは庭仕事が好きになりました。家の裏の山もうちの敷地なんですが、ロッククライミングとか養蜂もできるねと話しています。

休日には車でおでかけ(呼子朝市)(写真提供:横道さん)

Q. お気に入りのスポットは?

優さん:佐志にあるスローライフ5050に行ったときに、そこから見えた海の景色は二人とも気に入っています。

亨さん:福岡の同僚が唐津へ遊びに来た時には、そこには絶対に連れて行きたいですね。

唐津市佐志にあるお気に入りスポット(写真提供:横道さん)

Q. 地域とのつながりはありますか?

優さん:ご近所さんと物々交換することが多いです。うちも野菜作ってるから、こっちがあげたら、返してくれて。

 

亨さん:移住前から、厳木でおもしろいことをやっている人にSNSでメッセージを送り、つながりを作っていきました。
それと唐津Switchのコミュニティに登録していて、交流会にも参加しました。グループLINEがあって、そこで自分がやっていることをよく発信しているのですが、いろんな人が連絡をくれます。

Q. 唐津に来て驚いたことはありますか?

優さん:東京では車に乗っていなかったんですが、こちらでは車に乗るので、ガソリン代は意外とかかるなあという印象です。

亨さん:怒ってる人がいないことですね。怒ってるのは自分くらい(笑)。こっちにきたら和やかな人が多いし、ネガティブなオーラの人がいないなと思います。

Q. 移住後に感じた唐津の魅力は?

亨さん:自分は東京で育ったので、ものが全国から集まるじゃないですか。それを「消費していくだけ」みたいな生活をしていたんですが、唐津では生産者や一次産業をされてる方の話が聞ける。唐津には海女さんがいるけど、東京に住んでいたら絶対に会えないですよね。
コロナ禍で最近田舎がスポットライトを浴びているのは、何かを生み出す「生産」という暮らしに関心が向けられているからだと感じます。その中でも唐津は生産者(農業、林業、漁業、起業家)がたくさん融合している町、そういう意味で魅力が詰まっています!

Q. 今後取り組みたいことを教えてください。

優さん:犬の散歩中に知り合った方の農業をちょこちょこ手伝っていたのですが、これから本格的にやっていく予定です。両親と一緒に、農業、ガーデニング、加工食品を作って販売する事業を始めるために準備しています。

亨さん:農業も楽しくやっているんですけど、たくさんやりたいことがあります。会社を退職し、トゥクトゥクを使った唐津のPRや、田舎の生産者の方と都会の人をマッチングして人手不足を解消していくような事業をやろうと考えています。

野菜を育てている唐津市厳木町の畑

Q. 移住を検討されている方へメッセージ・アドバイスをお願いします。

自分の価値観を知るためにも、一度、いろんな地域のお試し移住をして、暮らしを体験してみるのが良いと思います。
「どこで暮らすのが、自分の幸せにつながるのかを探すこと」が移住だったり引っ越しだったりすると思います。その決め手になるのが「現地に行ってどんな人がいたのか」。やっぱり人間関係や人の魅力にひもづくものはたくさんありますからね。まずは足を動かすことが大切だと思います。

コラムニスト:岡部寛子

 唐津で生まれ育ち進学を機に東京へ。2017年にUターンしてから「唐津ってこんなにいいところがたくさんあるんだ!」と再発見。唐津の人がもっと唐津を楽しく過ごせる何かをしたいと思い立つ。

まずは自分にできる小さいことから取り組もうと朝読書会の開催やレンタルスペースの運営等を行っている。湊町にあるドームハウス唐津の管理人。健康オタクで趣味は唐津の健康・美容スポット巡り。

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