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呼子のまちに寄添う暮らし

 
林康紀(やすのり)さん かおるさん

呼子のお宿&洋食屋「百と十」 林康紀(やすのり)さん かおるさん

 
呼子はイカや朝市など観光資源も多い、市内でも知名度が高い町です。
観光地としての魅力は多く語られていても、住む人から見る呼子について語られることはあまりないのではないでしょうか。
 
4月に呼子のお宿&洋食屋「百と十」をオープンした林康紀さん、かおるさんご夫婦は15年前に呼子へ移住してきました。
呼子の町並みが好きで、地元の方に支えられてやってこれたと話すお二人から、呼子というまちの魅力をうかがいました。
 
皆さん、田舎で暮らすというとどんなイメージがあるでしょうか。
自然が多く開放的なスローライフが実現できる。ポジティブなイメージの反面、「人間関係がうまくできるかな」と不安に思う人もいるかもしれません。
しかし林さんご夫婦の呼子での暮らしは「田舎暮らしのいいところを日々味わい、地域になじみながら自分たちのやりたいことが形にできる」ということを教えてくれます。
 
 
moc-coffeeにて

moc-coffeeにて(写真提供:林さん)

 
林さんご夫婦は開業と子育てを考え、かおるさんの実家があった呼子に引っ越してきました。
まずはレストランを開業。続けてカフェ「moc-coffee」をオープンしたのち、最初のレストランを移転しゲストハウスと併設した「百と十」をスタートしました。これまでのチャレンジの過程には、地元の人たちの存在と呼子の町並みの魅力が林さんご夫婦の背中を押していました。
 
最初のレストランでは、経営が苦しい状況になったこともあったそう。しかし同時期に、地元の人同士の関係性やご近所付き合いが分かってきて、「人付き合いが楽しくなってきた。それがあったからお店を続けてこれた」とかおるさん。のちには常連さんも多くなり、地元の人たちに愛されるお店となっていきました。
 
レストランの移転を見据えて動き始めた頃、朝市通りの近くにも関わらず人通りが減ってしまったエリアがあると知ったお二人。
「そこで長く営業している商店や素敵な町並みがあるから、もっと人が来るようにできないか。」「朝市に来る人たちが一息つく場所が作れたら。」
そのような思いで、近くの空き物件にコーヒーとスイーツを販売するカフェと他店の商品も持ち込めるスペースをオープン。レストランを利用する人たちがそこにも通ってくれ、SNSなどを使って自ら進んでお店の存在を広めてくれました。
 
現在「百と十」が建っている場所も、地元の人たちが積極的に紹介してくれた中で見つかった土地でした。呼子だけでなくほかの地域も見て回りましたが、呼子の海と町並みがお二人にとって他とは代えがたい魅力ある場所だと実感し、目の前に海が見えるこの場所に決めました。古い建物だったので、修復が必要でしたがここでも地元の人たちが知恵を貸してくれて、「これまでの15年間の人とのつながりがあったからこそ、この百と十ができたのかもしれない」と康紀さんは話します。
 
海と町屋など古い建物が並ぶ呼子は、どこか郷愁が感じられ、非日常の雰囲気があります。その中にある百と十は「ここにきてリセットして、また明日から頑張ろうと思ってもらえるような場所に。訪れる人にとってそんな存在になれたら。」と話します。
 
「百と十」深呼吸をしたくなる、癒しの空気が流れる中庭

「百と十」深呼吸をしたくなる、癒しの空気が流れる中庭

 
 
ゲストハウス室内

ゲストハウス室内(写真提供:林さん)

 
 
「百と十」。もともとの雰囲気を残しながら修復が行われた

「百と十」。もともとの雰囲気を残しながら修復が行われた

 
町並みの魅力を「どんどん進化していくところにずーっと風化しそうでしないまま、それが新鮮に見えてくる時代にこれからなってくるのかな。」とかおるさん。「80年代、バブルになっていくときに、壊して新しいものを作ろうっていう、町並みがそう変わってったんだろうけど、そういう状況の中でも今こういう町並みが残っているのがすごく価値がある。」と康紀さん。
 
 
漁船が並ぶ呼子港

漁船が並ぶ呼子港

 
そんな呼子もイカ漁獲量の減少や人口減少、さらにコロナ禍により観光客も減少。住民を取り巻く環境は変わってきています。
しかし町の人たちがこの困難によって「より結束していってるのを感じる」とお二人は言います。呼子が観光地として人を集め続けているのは、お互いに協力し合いながら時代に応じて変化していったからなのかもしれません。そしてそんなところがチャレンジし続ける林さん夫婦にマッチしているのだろうと感じました。
 
呼子での暮らしを通して感じる唐津のおもしろさをこう語ってくれました。
「唐津に来たいと思ったら、唐津のいろんな地域を見て、そこの人たちと話したりとかして。こんな広くて、海、山、お城もあり歴史のあるっていう田舎ってあんまりないよなって考えたら、いろんなチョイスのできる町。“田舎暮らし”と言っても田舎暮らしのチョイスができるから唐津はおもしろいなって思う」
 
「遊びに行く場所」から一歩奥に入り「住む場所」の視点をもって唐津を見ると新たな魅力に気づけて、自分にマッチした場所が見つかるかもしれません。
 
【Information】
呼子のお宿&洋食屋「百と十」
〒847-0303 佐賀県唐津市呼子町呼子1960-2
TEL 0955-82-3287
受付時間 10:00~21:00
WEB https://hyaku-to-juu.com/
 
コラムニスト:岡部寛子

唐津で生まれ育ち進学を機に東京へ。2017年にUターンしてから「唐津ってこんなにいいところがたくさんあるんだ!」と再発見。唐津の人がもっと唐津を楽しく過ごせる何かをしたいと思い立つ。まずは自分にできる小さいことから取り組もうと朝読書会の開催やレンタルスペースの運営等を行っている。湊町にあるドームハウス唐津の管理人。健康オタクで趣味は唐津の健康・美容スポット巡り。
 
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