唐津暮らし〜ここちよい生活のはじまり
唐津は自然豊かな観光名所や子育てのサポートなど充実した暮らしができます

唐津ってどんなまちabout karatsu

自然と歴史・文化が調和したまち

玄界灘の美しい海と脊振山系の深い緑に囲まれた自然豊かな住環境があり、さらに唐津焼や唐津くんちなど文化・伝統が残っているまちです。

福岡までは約1時間 福岡への通勤も便利

高速道路を利用すれば、福岡市まで約60分。JR唐津駅を起点にJR筑肥線から福岡市営地下鉄に接続しています。また、福岡方面には頻繁に高速バスが運行しており、福岡市へのアクセスは良好です。

九州有数の観光都市

素晴らしい自然景観と佐賀牛・呼子のイカをはじめとした豊かな食材、唐津焼、くんち。多くの観光コンテンツがあり、毎年多くの観光客で賑わいます。

「唐津市」は佐賀県北部にあります

子育てに優しい街

出生率は1.8と県内でトップクラス。この数字から分かるように、行政やNPO法人の支援が手厚く子育てしやすい環境です。

唐津の道のり、福岡までの距離や経過時間について

唐津市内各地域情報

唐津市は周囲を海・山に囲まれ、様々な特色ある地域が存在します。4つの地域に分けて解説します。

唐津市街エリア ~唐津市の中心地~

江戸時代は唐津藩の城下町、明治時代以降は石炭の積出港として栄えた唐津市街。JRや高速バスなどの起点で市の中心地となっています。城下町の情緒を感じながらの生活を満喫できます。

「唐津市街」は唐津市の中心に位置する場所です
唐津市街エリア「唐津市の中心地」

浜玉・七山エリア ~山里の風景~

福岡県に隣接する浜玉地区は西九州自動車道のICがあり福岡へのアクセスが良好。宅地が増えて、福岡への通勤者には最適な地区。
七山地区は、その名のとおり山々と清流に囲まれた地区です。開放感のあるのどかな山里で、この環境を気に入って移住した人も多くいらっしゃいます。

「浜玉・七山」は福岡県に隣接する位置にあります
唐津市浜玉・七山「山里の風景」

呼子・鎮西・肥前エリア ~玄海灘の恩恵を受ける~

台地状の半島が玄海灘に突きだしたこのエリアは、通称上場(うわば)地区と呼ばれ、農業と漁業が盛んな地区。農業では上場コシヒカリや佐賀牛の産地で、漁業では呼子のイカをはじめとして新鮮な魚介類が水揚げされ、唐津の食文化を堪能することも。

「呼子・鎮西・肥前」は唐津市の台地状の半島が玄海灘に突きだした位置にあります
唐津市呼子・鎮西・肥前「玄海灘の恩恵を受ける」

厳木・相知・北波多エリア ~豊かな自然と文化息づく~

唐津市南部に位置し、国道とJR線が走っていて佐賀市へのアクセスが良好なエリア。脊振山系の山々に囲まれ、松浦川沿いに田園風景が広がります。
文化的景観に指定されている棚田、丹念に手を入れた紅葉が映える豊かな森。水辺や山あいでゆったりとした生活を営むことができるでしょう。

「厳木・相知・北波多」は唐津市南部の位置にあります
唐津市厳木・相知・北波多「豊かな自然と文化息づく」

文化・伝統について

唐津焼 ~伝統と感性がうんだ豊かさ~

古くから茶の世界では、「一井戸、二萩、三唐津」という茶碗の格付けがあるように、茶の湯の名品として多くの茶人に愛され、江戸時代には唐津藩の御用窯として発展。
現在では、70以上の窯元が唐津市内に点在。長い歴史の中で培われた先人の技を継承し、現代作家の新たな感性を取り入れることで、それぞれの窯元に独自の作風が生まれています。この伝統と革新の中で育まれた多彩な表情こそが、世界中のファンを虜にする唐津焼の魅力です。

唐津の文化や伝統「唐津焼」は地域に根付く由緒ある伝統です

地域に根付く由緒ある伝統

肥前陶磁器を代表する伝統工芸唐津焼のほかに、重要無形民俗文化財として、国指定の「唐津くんちの曳山行事」と「呼子大綱引き」をはじめ、県指定の「広瀬浮立」、市指定の「浜崎祇園祭」、「天川浮立」、「星領浮立」、「羽熊(大名行列)」など、各地域に伝統的な祭りが守り引き継がれており、地域の連帯感を醸成するとともに、世代間の交流を深める上での重要な役割を担っています。

食について

海と山に囲まれた自然豊かな土地柄、海・山の新鮮な食の宝庫です。
呼子の「イカ」や「佐賀牛」を始め、唐津ならではの食が楽しめます。

呼子のイカ ~新鮮なイカは旨みがたっぷり~

波が高く、荒い海として知られる玄界灘。リアス式海岸の変化に富んだ東松浦半島では、沿岸漁業が行われており、伊勢海老やヒラメ、サザエなど多くの海産物が水揚げされます。なかでも、呼子のイカは佐賀県を代表する海の幸として有名で、特に鮮度抜群の活き造りは、普通のイカ刺しでは味わえないコリコリとした歯ごたえで甘みもたっぷり。下足を天ぷらにして食べることもできます。

唐津の玄界灘で取れる呼子イカ

佐賀牛 ~品質は全国でもトップクラス~

穏やかな気候や澄んだ空気、肥沃な土地で育った佐賀牛は、柔らかな肉質とコクのある甘みが特徴です。JAグループ佐賀管内の肥育農家で飼育される黒毛和牛のうち、厳しい基準をみたしたものだけに呼称が許され、全国でも最高級の品質。唐津は、その生産量を県内のなかでも大きく占めています。

農産物

ハウスみかんや「さがほのか(いちご)」をはじめ、豊かな自然条件を活かし、様々な農産物が生産されています。唐津西部にある上場台地は、県内でも有数の畑作地帯で、施設園芸、たまねぎ、葉たばこの生産が有名です。また「上場コシヒカリ」などブランド米として取引されています。北波多地区では茶畑・果樹栽培が盛んで、お茶は唐津茶として特産品となり、梨狩りなどのレジャー農園も見られます。

唐津では「さがほのか」や「佐賀牛」など様々な農産物が生産されています

暮らしliving

唐津市の病院・診療所

市民からも高い満足度得られている医療分野。病院・診療所は100か所。
地域医療の核となる「地域医療センターエリア」を形成。
医療機能の充実や医療機関同士が連携しあって、地域の医療体制を整えています。

 

写真:唐津赤十字病院

唐津では病院・診療所は100か所あり、地域の医療体制を整えています

唐津市内の公共交通

JRと路線バスがなど乗継ぎロスがないように連携しています。路線バスは市街地から各エリアの生活拠点まで幹線が走り、さらに枝線に乗継ぐことでさらに先に向かうことができます。

唐津市内のバスは乗継ぎロスがないように連携乗継ぎロスがないように連携

唐津市内のイベント・祭り

400年を越す歴史を持つ唐津焼を身近に感じられるように、街の空き店舗を利用して2012年よりスタート。展示会や即売会だけでなく、唐津焼の作家と飲食店のコラボによるグルメイベントも。

唐津やきもん祭りは唐津焼を身近に感じれるようにろくろ体験を開催
唐津やきもん祭りでは展示会や即売会、飲食店とのコラボも開催

県内最大級を誇る6千発。

唐津では県内最大規模の九州花火大会が行われる

疫病退散や地域の繁栄、五穀豊穣を祈願する唐津の祇園祭。
なかでも、諏訪神社で行われる「浜崎祇園祭」は、250年以上の歴史をもつ夏祭りです。
高さ15m、重さ5tを超える日本最大級の山笠を締め込み姿の男たちが豪快に旋回させる「大まぎり」は迫力満点。

唐津で行われる「祇園祭」は250年以上の歴史を持つ夏祭りです

豊年感謝の意を表して奉納される民族芸能「浮立(ふりゅう)」。笛や大太鼓、鉦のリズムに合わせて踊ることを基本に、それぞれの地区によって趣がガラリと変わります。
裃(かみしも
)をまとい、雑事を介さない厳粛な神事とされる武家風の浮立「広瀬浮立」、角型の巨大な飾りを頭につけて舞い踊る「星領浮立」など、多くの浮立が受け継がれています。

唐津では「浮立」というそれぞれの地区によって趣が変わります
唐津で行われる「浮立」は笛や大太鼓、鉦のリズムに合わせて踊ります

県九州北部の秋祭りは"くんち"と呼称され、唐津市内でも「唐津くんち」をはじめ、さまざまなくんちが開催されます。江戸時代の大名行列を再現した「羽熊(はぐま)行列」が街を練り歩く相知町の「相知くんち」は、毛槍の「羽熊」を投げ渡す妙技が見もの。また、隣接する厳木町の「山本くんち」では、子どもだけの囃子や曳子が巡行するなど、街ごとに異なる歴史や伝統を感じることができます。

唐津では「くんち」という神輿を担いで街を練り歩く祭りです
唐津のくんちでは子どもだけの囃子や曳子が巡行するなど、街ごとに異なります
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